株式会社大阪マルマは、金属溶射、建築式祭典・イベント設営、コンクリート試験・各種検査を三本柱とする会社です。

地鎮祭（とこしずめのみまつり）

土木工事や建築などで工事を始める前にその土地の神様を祀り、工事の無事・完了、その土地・建造物が末永く安全であることを祈願するために、おこなわれる祭りです。
「じまつり」とも呼ばれ、大地主神（おおとこのぬしのかみ）産土神（うぶすなのかみ）その土地の神々である「此の地を宇志波伎坐（うしはきます）大神等」をお祀りします。
土地の神様に敬意をはらい、その土地を使用させてもらうことの許しを得て、工事の無事、生活の安全を祈願するのは、永い伝統や様々な生活習慣に基づいたお祭りのひとつです。
地域や宗派（仏式、キリスト教など）、神社、建築主、関係者の考え方によって様々な形式があります。

関西での一般的な地鎮祭の流れをしめした式次第です。

• 手　　水（てみず・ちょうず）
  式典に先だって、水で手や口を清め、｢心身の浄化」を行います。
  
• 修　　祓（しゅばつ）
  神様をお招きする前に、穢れ（けがれ）を祓う儀式です。
• 降神之儀（こうしんのぎ）
  神様をお招きする儀式です。
• 献　　餞（けんせん）
  神様にお供えをする儀式です。
• 祝詞奏上（のりとそうじょう）
  神様に工事の安全を願って祝詞を奏上します。
• 清　　祓（きよはらい）
  「四方祓い」ともいい、その土地を祓い清め、工事の安全などを祈願します。
• 地鎮之儀（じちんのぎ）
  設計者、お施主様、施工者が初めてその土地に手をつける意味で、刈初、穿初、鍬入を行います。
• 玉串奉奠（たまくしほうてん）
  工事の安全を祈って「玉串」を神様に奉り拝礼する儀式です。
• 撤　　餞（てっせん）
  お供えものをお下げする儀式です。
• 昇神之儀（しょうしんのぎ）
  お招きした神様にお帰りいただく儀式です。
  
  
  神事終了後、お供えしていた神酒を頂き神饌を食する行事を「直会（なおらい）」といいます。
  神様と同じものをいただくことで、「おちから」を分けていただき神様と人とが一体となるといわれています。
  直会の簡略化されたもので、御神酒をいただくことを「神酒拝戴」することが一般的になっています。